合同会社
合同会社とは、2006年5月1日に施行された会社法により新しく設けられた会社形態の一つです。合同会社の特徴としては、株式会社の場合は資本家に経営を任された取締役が経営を営むが、合同会社は資本家である社員が経営者になり経営を行うことができます。そして業務執行は、各社員が行うようになります。また株式会社のように、取締役や監査役なども置かなくても設立が可能となっています。このような合同会社は、コストも安く抑える事ができるので、ベンチャー企業などの設立に多く取り入られています。
合同会社のメリットは、コストを下げて設立する事ができます。そして、株式会社のように上部に通してから承認と言うのがないので迅速な意思決定が出来ます。もう一つは、会社を一人でも設立出来る事です。そして、利益の配分などを自由に設定する事が可能になります。合同会社のデメリットは、株式会社に比べると規模が小さい為に取引先によっては、取引に制限が出る事もあります。もう一つは、合同会社というだけで良い人材が集まりにくいと言う点があります。その他にも、利益配分について社内で対立が起きやすいです。