サービス残業
サービス残業とは、労働基準法で決められている一日8時間、一週40時間で決められた労働時間を超えて働く事をサービス残業と言われていますが別名で不払い残業ともいわています。サービス残業は、労働者はなかなか使用者には言えないというのが現状です。その為に、厚生労働省が2001年4月にサービス残業を規制する通達を出しました。これによって、労働基準監督署が企業に仕事の始業、就業の時刻の記録の確認などの指導を強化しました。
サービス残業対策としては、変形労働時間制の導入です。この変形労働時間制とは、忙しい繁忙期の時期には労働時間を多めにとり、あまり忙しくないときには労働時間を短めにとると言う方法です。この中でよく使われるのが、一ヶ月単位の変形労働時間制と一年単位の変形労働時間制の二つです。この他にも20日単位、4週単位とあります。これらの時間制を導入するには、労働基準監督署に届けなければなりません。サービス残業対策のメリットとしては、一ヶ月の内一週間を40時間以内の前提として、ある特定の日や特定の週を一日8時間にする。そのようにすると、割り増し賃金を払う必要がなくなります。