フリーター
フリーターとは、アルバイトやパートなどをしてその賃金を主な収入源にして生活している人達の事を言います。フリーターの分類の中には、派遣や契約社員などもフリーターに分類されます。フリーターは、賃金が安く生活の不安定があり、福利厚生もあまりよくない状態です。フリーターは、15歳から34歳までのアルバイトやパートなどをしている人達が当てはまります。一度フリーターになってしまうと、フリーターから抜け出す事が困難になる為、今後フリーターの年齢が多い10代から20代の年齢層だけではなく、30代から40代の中高年層のフリーターが増加する傾向が高まっています。
フリーターの統計を見てみると、総務省統計局が調査した結果、2003年のフリーターの数は217万人になります。その後5年連続で減少していましたが、その2年後にまた増加傾向にあります。フリーターから正社員への転職状況は、フリーターになって半年以内で正社員になっているのは、男性が6割で女性が8割と高い数字になっています。フリーターを3年超える状況になると、男性が5割で女性が3割と長くフリーターを続けることによって、なかなか抜け出せなくなる状態になるようです。