上場会社
日本の企業数は約150万者、事業主などを含めると約600万社以上の会社が存在しています。その中で会社の株式を証券取引所を通して公開している会社の事を上場会社と言います。証券取引所は、全国に5ヶ所あります。北海道、東京、大阪、福岡、愛知の5ヶ所になります。その中でも日本最大の証券取引所は、東京にある東京証券取引所になります。証券取引所を通している会社は、一般的には大手企業と呼ばれる会社が多い。また日本で上場会社の数は、約4000社にのぼります。
上場会社のメリットは、株式を公開する事により資金を市場から調達できると言う事です。資金を調達することによりインフラの整備や新規事業への投資など大きな仕掛けが出来るようになります。デメリットとしては、株式を公開する事により、一定割合以上に買占められることで会社の支配権を奪われる恐れがあることが上げられます。実際に株式の51%を買い占めると、買占めを行った株主はその会社を回収した事になります。
上場会社の株主の影響力は、とても大きいです。会社の株式を買う事により、その株主はオーナーの一人になります。そして定期的に株主総会を開き、株主に会社の経営状況などを報告しなければなりません。また取締役を選任する権利を持っているのも株主ということになります。