初任給
初任給とは、学校を卒業して働き始めての最初にもらえる給与の事です。学生から社会人としての第一歩です。日本での初任給の平均を調査した結果、大手企業の初任給は大学卒業で20万円代、大学院卒業で22万円代、高等学校卒業で16万円代になっています。これらの初任給は、企業によって多少変わっていきます。求人募集などの欄に、よく初任給か基本給と書かれている事があります。この違いは、初任給は各種手当てや残業代などすべて含まれた総支給額の事を言います。基本給は、毎月決まった金額の事で残業代や交通費などは、含まれません。
初任給の推移については、大学卒業生の新卒採用の初任給の平均は5%ほどの上がりでしたが、70年代頃には、10%から20%ずつ上昇しています。2000年以降になると、学生達の就職難が続き就職氷河期と言われる時期には2人に1人は就職できな状況でした。その時期の初任給は、上昇はありませんでした。