嘱託社員
嘱託社員とは、会社の業務を委託された社員の事を言います。嘱託社員は大きく分けて二種類に分かれます。一つは、労働法の適用がないもので医師や弁護士を嘱託とする場合です。そしてもう一つは、60歳になり定年退職した社員を再び再雇用して働くと言う事です。一般的に二つ目の定年後の再雇用の事を嘱託というのが多いのか事実です。60歳で定年後再雇用する年齢は、63歳から65歳と定められています。再雇用された社員は、今までの正社員とは違うため働く時間や勤務日数も変わってきます。
嘱託社員の会社での扱いについては、有給の日数については新たな計算になります。有給休暇の繰越もすることが出来ます。退職後にすぐに同じ仕事や職場についた場合は、延長して勤務しているとみなされて、今まで正社員で働いてきた年数を考慮されます。
嘱託社員の給与については、労働法には嘱託社員という身分は決められていないので、会社毎によって違ってきます。嘱託社員になると今までの勤務時間ではなく、短くなったり今までと同じだったりと色々ですが、その場合は多少の給与の変化があるので会社にとっては、コスト削減になったりもします。勤務する日数も、週に3回だけや毎日などもあります。