求職者支援制度
求職者支援制度は、平成23年10月1日に厚生労働省が求職者に無料の職業訓練を受けれるようにした制度です。求職者支援制度は、ハローワークが中心となって実施しています。本人の収入や世帯全体の収入など条件はありますが、一定の条件を満たしていれば職業訓練を受けやすくする為に給付金の支給があります。なので安心して訓練を受ける事が出来ます。
求職者支援制度を利用し給付金を受ける時の条件としては、緊急人材育成事業の制度の時よりも少し厳しくなっています。前回の制度の時は年収が200万円以下だったのが求職者支援制度になってからは、月8万円以下になりました。世帯全体の金融資産は、300万円以下月に25万円以下となりました。前回の緊急人材育成事業の時には、求職にあまり積極的ではない人がいてそれでも給付金を貰おうと訓練を受けていた人がいました。その事があり今回の制度は、以前よりも厳しくなっています。
求職者支援制度の注意点としては、訓練を積極的に受けて安定した就職を目指して求職活動を行うための制度なので、自分がやりたいやスキルアップする為というだけで受ける事は出来ません。訓練を受ける時の授業料は無料になります。自己負担は、テキスト代だけになります。