職業能力開発センター
職業能力開発センターとは、求職者や転職者の方向けに職業訓練を行う施設の事です。ポリテクセンターとも言われます。求職者の支援だけではなく、企業の人材育成や人材確保の支援なども行っています。職業訓練の科目としては、授業料が有料で訓練機関もよく2年となる普通課程や6ヶ月間短期の無料の授業になる短期課程、45歳以上の高齢者向けの科目や知的障害者向けの科目などあります。普通課程を除いて、他の科目はすべて短期間で三ヶ月から六ヶ月の期間になります。
職業能力開発センターは、全国に61ヶ所あります。北海道東北に12ヶ所、関東に8ヶ所、北部中部に13ヶ所、関西8ヶ所、中国四国に10ヵ所、九州沖縄に12ヶ所と全国に渡ってあります。専門課程の日程については、専門課程は実験や実習を多く取り入れ、応用課程では製品の企画開発から製作までの創造性や実践的な能力を磨き、リーダー的存在を育成する事を目指しています。
職業能力開発センターで行っているその他のコースは、通称アビリティーコースと言われる離職者訓練のコースがあります。このコースは、離職してまた求職する方が対象になっている6ヶ月のコースです。もう一つは、企業人スルールと言われる在職者訓練です。在職者訓練は、在職者対象でさらに高度な知識や技術や技能の習得を目的にしています。訓練時間は、60時間以上になります。