退職金
退職金とは、会社を退職した労働者に支払われる金銭を退職金と言います。退職金は、必ずしも支払われるとは限りません。退職金制度を導入して居ない会社もあり、その場合は支給しなくても問題はありません。求人時の詳細に必ず退職金制度あり、なしが書いてあるので確認が必要になってきます。就業規則に会社の退職金制度を設けている場合は、退職後に会社に請求してもらえる事になります。企業側は、請求があった場合は必ず支払わなければなりません。退職金は、法律上決められているわけではないので各企業により異なります。
退職金の統計は、退職金の相場を見てみると企業によって差はありますが、平成18年の退職金の統計を見てみると35年以上勤務して定年退職を迎えた場合は、大学卒で平均2289万円で高校卒で2101万円、中学卒で1915万円となっています。中小企業の場合の退職金になると、大学卒でも1000万円代になっています。
退職金手当てが公務員の場合は、国家公務員退職手当て法により支給されます。勤続年数20年から25年の間は、定年退職時の退職金の40%、20年前で30%ほど支給されます。勤続年数20年を過ぎるとぐっと退職金が上がります。