雇用主
雇用主とは、労働者が相手方に対して労働に従事する事を約束して、使用者はその労働に対して報酬を与える関係を雇用といい、使用者の事を雇用主と言います。雇用主は、労働者を雇った場合はいろいろな義務があります。
雇用主の義務は、雇用主は一人でも労働者を雇った場合は、労働者を雇用保険に加入する義務があります。同居している家族などは雇用の義務はありません。労働者を雇用保険に加入する際に、雇用保険と労災保険の二つが加入になります。手続きする場所がそれぞれ違います。雇用保険は公共職業安定所になり、労災保険は労働基準監督所になります。この二つを手続きする場合には、最初に労働基準監督署に行って労災保険の手続きをしてから、雇用保険の手続きを公共職業安定所でする事になります。
協力雇用主制度と言う物があります。この制度は、犯罪や非行に走ってしまった人達を積極的に雇用し、その更生を支援する地域のボランティアになります。この制度はどのような事をするかと言うと、基本的には雇い主になって本人の保護者の代わりとして生活の悩みに相談に乗ったり、叱ったり励ましたりしながら支援して行きます。