非正規社員
非正規社員とは、パートタイム、アルバイト、派遣社員、契約社員などの非正規雇用形態で働く社員の事を言います。非正規社員は正社員よりも賃金が安く、雇用が不安定な所があります。非正規社員が急増した時期があり、1990年以降から急激に増えました。これは、フリーターの増加や少子化問題も影響しているようです。
非正規社員を雇用する企業側のメリットとしては、人件費削減のメリットがあります。雇用される側のメリットとしては、正社員に比べて忠誠を問われる事がありません。その他にも、自分の都合に合わせて収入を得る事が出来る事です。デメリットとしては、企業側は、短い時間の勤務になったりするので技術の教育がしずらい事です。正社員ではないと言う気持ちから忠誠や責任感が低い事です。雇用される側のデメリットは、退職金がなく長期的に働いても賃金が上がらない事です。
非正規社員の労働者割合は、厚生労働省がだした調査によると2010年10月時点で非正社員の割合が過去最高の38.7%になりました。雇用別にみてみると、一番多いのは正社員で61,3%、次にパートタイムで22.9%その次が契約社員となっています。